OpenAIは、画像生成モデルDALL-E 3に、生成した画像の一部を好みに合うように書き換えたり、画像自体に編集を加えることが出来る様な機能を追加した。編集自体はChatGPT上で、テキストプロンプトによって行う事が可能だ。
エディタを起動するには、DALL-Eが生成した画像を選択すると新しい画面に遷移する。その画面の上にある新しい編集アイコンをクリックするだけで可能だ。その後、画像の変更したい部分を選択し、どのような編集を行うかを決定する。画像編集ツールは、チャットボットのWeb版とモバイル版の両方で動作する。
例えば、以下のサンプルのように画像の一部に桜の花を新たに描きたいとする。この場合は、選択ツールを用いて桜の花を描きたいエリアを指定して、テキストプロンプトによって指示を与えるだけで良い。
範囲選択ブラシのサイズを調整することで、目的の編集領域をハイライトしやすくすることも可能だ。最良の結果を得るために、OpenAIは変更したい部分の周囲を広く選択することを推奨している。
編集のやり直しや削除もツールを使って簡単に行う事が可能だ。
選択ツールを使う代わりに、画像全体に対する変更をプロンプトによって行う事も可能だ。ただし、例えば「白黒にする」と入力すると、画像全体が白黒になるため、一部だけにこうしたエフェクトを適用したい場合は選択ツールを用いることが必要となる。
画像編集はChatGPTアプリでも同様に機能する:画像を選択した後、ユーザーは指示を入力するか、「選択」オプションを使用して領域をマークすることが可能だ。スライダーは選択ツールのサイズを変更し、ボタンは操作を元に戻したりやり直したりするために使える。
Source
- OpenAI: Editing your images with DALL·E
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