サイエンス
「海水と淡水」がエネルギーを生む:福岡で稼働した日本初「浸透圧発電」の仕組みと未来
2025年8月5日、福岡市で日本のエネルギー史に新たな1ページを刻む施設が静かに産声を上げた。太陽も風も必要としない。ただ、塩分濃度の異なる二つの水が出会うだけで、24時間365日、休むことなく電力を生み出し続けることが […]
ノルウェーに本拠を置く、欧州最大級の再生可能エネルギー発電事業者。2009年に世界初の浸透圧発電の実証プラントをオスロ近郊に建設し、この分野の先駆者として注目を集めた。当時は膜技術の限界から経済性の確保が難しく、2013年にプロジェクトを一時停止したが、同社の挑戦は世界的な開発競争の火付け役となった。