サイエンス
Rondo Energy、世界最大の産業用熱電池を稼働:ビル・ゲイツも注目する「巨大レンガ」が脱炭素の常識を変える
2025年10月16日、カリフォルニア州の石油関連施設で、一つの巨大な装置が静かに商業運転を開始した。米国のスタートアップ企業Rondo Energyが開発した、世界最大の産業用熱電池である。これは単なる大規模な蓄電施設 […]
別名: Industrial Heat Battery, 蓄熱電池
産業用熱電池は、再生可能エネルギーの余剰電力を利用してレンガや溶融塩などの蓄熱材を加熱し、その熱を長時間保持する技術である。リチウムイオン電池が電気を電気として蓄えるのに対し、熱として蓄えることで、セメントや鉄鋼、化学などの高温を必要とする産業分野の電化を可能にする。エネルギー変換ロスが少なく、長寿命で安価な材料を使用できる点が特徴であり、産業部門の脱炭素化におけるミッシングピースとして重要視されている。