サイエンス
電子機器に大変革をもたらす可能性を秘めた画期的な技術が開発された
エレクトロニクス機器のエネルギー効率を向上させるため、マイクロチップ上に直接エネルギーを蓄えることが出来るコンデンサを組み込む研究が進められている。これは未だ達成されていない目標であるが、今回Lawrence Berke […]
別名: Negative Capacitance, 負のキャパシタンス
強誘電体材料などで観測される、電圧の増加に対して分極が不安定な平衡状態を経ることで、実質的にキャパシタンス(静電容量)が増幅される物理現象。通常の誘電体では材料を積層すると全体の容量が低下するが、負の容量を持つ層を組み込むと、系全体の容量を元の値よりも増加させることが可能になる。この性質を利用することで、従来の物理的限界を超えたエネルギー密度のマイクロコンデンサや、極めて低い電圧で駆動する次世代トランジスタ(NC-FET)の実現が可能になると期待されている。