Term

負の容量

別名: Negative Capacitance, 負のキャパシタンス

Overview

強誘電体材料などで観測される、電圧の増加に対して分極が不安定な平衡状態を経ることで、実質的にキャパシタンス(静電容量)が増幅される物理現象。通常の誘電体では材料を積層すると全体の容量が低下するが、負の容量を持つ層を組み込むと、系全体の容量を元の値よりも増加させることが可能になる。この性質を利用することで、従来の物理的限界を超えたエネルギー密度のマイクロコンデンサや、極めて低い電圧で駆動する次世代トランジスタ(NC-FET)の実現が可能になると期待されている。

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