iPhone 15シリーズの発表会は、iPhone 15 Pro Max自体で撮影されていたり、iPhone 15 Proだけで撮影した映像作品がNetflixで公開されるなど、最近のiPhoneはプロの使用にも耐えるほど高性能な動画撮影機能を有しているが、さすがにそれ単体ではプロフェッショナルな結果を得ることは難しく、適切なライティングのための照明器具やマイクなど、それ相応のアクセサリが必要だ。そんな中、プロフェッショナル向けオーディオ機器を数多く提供しているRODEは、iPhoneでの撮影機材運用において大きな助けとなるガジェットを発表している。
Rodeが発表したガジェットは、「Phone Cage」と「Magnetic Mount」だ。
Phone Cageは、RODE曰く「プロ仕様のオーディオ、ライティング、マウントソリューションにより、モバイルコンテンツをより洗練されたものにするために設計された、プレミアムマグネットスマートフォンマウントシステム」とのことだ。5つのコールドシューマウントを備え、映像制作者が必要とするあらゆる物を取りつけることが出来る堅牢なカメラケージとなっている。
様々なアクセサリに対応する為、Phone Cageは三脚やハンドルなどのアクセサリーを取り付けるための様々なネジサイズと互換性がある。また、ケーブルマネジメントスロットもあり、アクセサリー毎にケーブルを整頓出来る様な構造的な工夫もされている。マグネット固定式のため、iPhone 12以降のMagSafe対応スマートフォンでの利用が前提だが、MagSafe対応ケースに入れた他のブランドのスマートフォンでも使用できる。Phone Cageは4月24日出荷開始で、価格は120ドルだ。
もう一つのMagnetic Mountは、その名の通り磁石固定式のマウントで、ライトやマイクのようなアクセサリー用の接続ポイントを備えたMagSafeマウントだ。調整可能なコールドシューアームが2つあり、iPhoneを縦向きでも横向きでも使用できる。(”コールドシュー “は電源のない金属製の接続ブラケットを指し、”ホットシュー “は電子接点を備えた金属製の接続ブラケットを指す)。
Pohne Cage同様、iPhone 12以降だけでなく、MagSafe対応のケースに収められたスマートフォンであれば、どんなものでも使えるだろう。Rodeブランドということで、Magnetic Mountも堅牢なアルミニウム合金製となっており、価格も相応となっている。価格は90ドルで、こちらも4月24日に出荷が開始される。
RODEは、コンテンツ・クリエイター向けの製品の設計とリリースに改めて取り組むことを発表しており、今回の2つのガジェットはその一環のようだ。日本での発売も恐らく今後行われる事だろう。
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