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サイエンス
ITER、世界最大の核融合炉の稼働は2034年に延期と発表
世界最大の核融合実験炉ITERの運転開始が大幅に遅れることが明らかになった。当初2025年に予定されていた初プラズマ生成は2034年に延期され、本格的な重水素-三重水素運転の開始は2039年まで延びる見通しだ。この遅延は、新型コロナウイルスの影響や技術的... -
サイエンス
ゲーム『原神』の売上が核融合に化ける、miHoYoが出資するスタートアップが世界初の完全高温超電導トカマク炉の稼働に成功
日本でも人気のオンラインゲーム『原神』や『崩壊:スターレイル』の開発を行っている中国のmiHoYoが資金を提供した核融合スタートアップ「Energy Singularity」が世界初の完全高温超電導トカマク炉となる「HH70」によって、初プラズマ生成に成功したと発... -
サイエンス
タングステン実験炉「WEST」が超高温プラズマを6分間維持し新たな記録を打ち立てる
南フランスにある「WEST」と呼ばれる核融合実験施設が、摂氏5000万度近い高温の核融合プラズマを6分間維持することに成功し、新たな記録を打ち立てた。1.15ギガジュールの電力を使用し、従来の実験より15%増のエネルギーと2倍のプラズマ密度を実現したとの... -
サイエンス
韓国の核融合実験炉が1億度の高温を長時間維持する事に成功
大韓民国超伝導トカマク先進研究装置(KSTAR)は、“韓国の人工太陽”というニックネームを持つ、世界でも有数の核融合実験装置だ。今回このKSTARが、ほぼ1分近くにわたり摂氏1億度という、驚異的な高温を維持し、100秒以上にわたって極めて高温のプラズマを... -
サイエンス
英国の核融合炉がエネルギー出力の新記録を樹立
英国の核融合炉、Joint European Torus(JET)は、核融合炉の最終テストでわずか0.21ミリグラムの燃料から69.26メガジュールの熱が得られた事を発表した。これは、米国の国立点火施設(NIF)が達成した正味のプラスエネルギーではないが、これまでのどの核... -
サイエンス
日本の世界最大の核融合炉JT-60SAが初のプラズマ生成に成功
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構は、日欧共同で実施している、超伝導磁石を使って高温プラズマをドーナツ型のチャンバーに閉じ込める、新しい核融合炉JT-60SAにおいて、初のプラズマ生成(初めてのトカマクプラズマの生成)に成功した事を発表し... -
サイエンス
核融合の実現にAIを活用するために米国政府が資金提供
先日、レーザー核融合により、人類初の「核融合反応による正味のエネルギー利得(Net Energy Gain)」が米・ローレンス・リバモア国立研究所の国立点火施設によって確認されたが、アメリカはこの研究を更に推し進めるために、本格的に人工知能の力を導入す... -
テクノロジー
米国の核融合反応実験で史上初めて投入エネルギーよりも多くのエネルギーを生み出すことに成功
米国・ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の発表によると、地球上で初めて、制御された核融合反応によって、運転に必要な電力を上回る電力が生成された(正味のエネルギー獲得:Net energy gain)ことが正式に確認されたとのことだ。これは、人類が化石...
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