素粒子物理学– tag –
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サイエンス
CERNは反物質を安全に輸送する技術の開発に間もなく成功するかも知れない
CERN(欧州原子核研究機構)の科学者チームが、反物質の安全な輸送に向けて大きな一歩を踏み出した。今回、反陽子の代わりに陽子を使用した物ではあるが、反物質を運搬できるシステムを構築し、CERNの敷地内で運搬させることを成功させたのだ。この技術に... -
サイエンス
100億回に1回の“史上最も稀”な粒子崩壊をCERNが捉えた
物理学の世界で、100億回に1回しか起こらない稀有な現象が、ついに科学者らの目の前で繰り広げられた。欧州原子核研究機構(CERN)のNA62実験チームが、史上最も稀な粒子崩壊の一つを観測することに成功し、物理学界に大きな衝撃を与えている。 100億分の1... -
サイエンス
最も重い粒子トップ・クォークに量子もつれが発見される
物理学における最も驚くべき予測の1つは量子もつれであり、これは離れた場所にある物体同士が依然としてつながっている現象である。量子もつれの最もよく知られた例は、光の微小な塊(光子)と低エネルギーに関するものである。 ジュネーブにある世界最大の... -
サイエンス
電子の動きすらも撮影出来る世界最速の顕微鏡の開発に成功
超高速で動き回る電子の動きすらも捉えることが可能な世界最速の顕微鏡が誕生した。アリゾナ大学の研究チームが開発したこの画期的な顕微鏡は、1アト秒(1秒の100京分の1)という信じがたいほど短い時間間隔で観察できる能力を持ち、量子物理学や化学、生... -
サイエンス
観測史上最大の反物質原子核を生成する事に成功、宇宙の謎を解き明かす手がかりに繋がることが期待
反物質研究で大きな進展が見られた。物理学者たちが、これまでで最も重い反物質の原子核の生成に成功したことが報告されている。「反ハイパー水素4(antihyperhydrogen-4)」と名付けられたこの新粒子は、物質と反物質の謎に迫る重要な手がかりとなる可能性... -
サイエンス
ヒッグス粒子が今頃には宇宙を終わらせていたかもしれない – 私たちがまだここにいる理由
私たちの宇宙は安定しているように見え、137億年もの間存在してきたが、いくつかの実験によって宇宙が危険な崖っぷちに立っているリスクがあることが示唆されている。そしてそのすべては、たった1つの基本粒子の不安定性に起因している:ヒッグス粒子である... -
サイエンス
チタン粒子ビームによって最も重い元素120が合成できる様になるかも知れない
チタンビームを用いた画期的な実験により、未発見の元素120の合成が現実味を帯びてきた。カリフォルニア大学バークレー校、ローレンス・バークレー国立研究所(Berkeley Lab)の科学者たちが、チタンビームを使用して元素116(リバモリウム)の合成に成功し、... -
サイエンス
陽子は崩壊するのか?その答えは月にあるかもしれない
陽子崩壊は存在するのか、そしてそれをどのように探すのか?これは最近提出された研究が取り組もうとしている問題であり、国際的な研究チームが月のサンプルを使用して陽子崩壊の証拠を探すという概念を調査している。陽子崩壊は、これまで観測されていな... -
サイエンス
室温でグラフェン中の電子の渦を検出することに初めて成功
チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の研究者たちが、高解像度の磁場センサーを用いて、グラフェン中の電子がどのように渦を形成するかを室温で検出することに成功した。このような温度で電子の渦を検出したのは初めての事だ。 通常の金属線のような電気導... -
サイエンス
仮説上の粒子「グルーボール」が初めて確認された可能性
物理学者らは、これまで仮説の上でしか存在していなかった「グルーボール」と呼ばれる、素粒子の不思議な結合状態を発見したかも知れない。少なくとも、彼らの実験の結果はその存在を示している。これが事実であった場合、物理学史における画期的な発見と...
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