Google Pixel 9シリーズは、以前の報道では最先端のディスプレイを搭載する可能性が報じられていたが、発売が近付く中、ディスプレイ仕様に関する新たな情報が明らかになった。Android Authorityの情報によれば、Pixel 9シリーズは画面の明るさが大幅に向上しており、SamsungやAppleといった強力な競合に追いつく可能性がありそうだ。
Pixel 9シリーズの新ディスプレイ仕様が一部判明
以前The Elecによる報道では、Pixel 9シリーズは、Samsung製のM14と呼ばれる新たな材料を用いたOLEDを採用すると報じられていた。この新素材は、より優れた明るさと長寿命、そして優れた省電力性能を実現する次世代素材として期待されていた物だ。これを用いたPixel 9シリーズのディスプレイ仕様について、Android Authorityが入手した情報によれば、具体的な仕様は以下の通りのようだ:
Pixel 9(標準モデル)
- 画面サイズ: 6.24インチ
- 解像度: 1080 x 2424
- リフレッシュレート: 120Hz
- 最大輝度(HDR時): 1,800ニト(Pixel 8の1,400ニトから向上)
Pixel 9 Pro
- 画面サイズ: 6.34インチ
- 解像度: 1280 x 2856
- 最大輝度(HDR時): 2,050ニト(Pixel 8 Proの1,600ニトから向上)
Pixel 9 Pro XL
- 画面サイズ: 6.73インチ(Pixel 8 Proの6.71インチからわずかに拡大)
- 解像度: 1344 x 2992
- 最大輝度(HDR時): 2,050ニト(Pixel 8 Proの1,600ニトから向上)
これらの仕様は、Pixel 8シリーズからの顕著な改善を示している。特に注目すべきは、ProモデルとPro XLモデルのピーク輝度が2,050ニトに達している点だ。これは、Pixel 8 Proの1,600ニトから大幅な向上となり、文字通り“目もくらむ”ような変化だろう。
ただし、ピーク輝度については明らかにされていないため、この情報についてはもう少し待つ必要がある。Pixel 8 Proはピーク輝度2,400ニト、Samsung Galaxy S24 Ultraは2,600ニトであり、これを上回る可能性も考えられそうだ。
また、Pixel 9 Proのサイズが6.34インチとなり、標準モデルに近い大きさになったことも注目に値する。これにより、高性能なProモデルをより小型のデバイスで求めるユーザーのニーズに応えることができるだろう。
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