先日、Google I/Oにて、新たなAIアシスタント「Project Astra」の中でチラ見せされたことで、その存在復活がまた囁かれ始めたGoogleのARプロジェクトは、これまた久しぶりに話題に上るMagic Leapとの提携によって前進するかも知れない。
ユニークで革新的な製品を提供するための戦略的提携
AR/MRヘッドセットを開発するMagic Leapは、Googleは、XR分野における多面的な戦略的技術提携を発表した。
両社は、Magic Leapの持つAR分野での専門知識と光学のリーダーシップとGoogleの技術プラットフォームを組み合わせることで、“ユニークで革新的な製品を提供し、XRエコシステムの未来を育成する”ことを目指していくという。何を研究しているのか、また新製品がすぐに実現するのかどうかについては明らかにされていない。
GoogleのAR/XR担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるShahram Izadi氏は、「Magic Leapの光学と製造におけるリーダーシップと我々の技術を結集し、より幅広い没入型体験を市場に提供できることを楽しみにしています。力を合わせることで、私たちはユニークで革新的な製品を提供し、XRエコシステムの未来を育むことができます」と、述べている。
今日の発表の前に、GoogleはすでにSamsungと協力して、次期XR製品用のプラットフォームを開発していた。しかし、Reutersによると、Magic Leapとの提携は、GoogleとSamsungの協力関係には影響を与えないようだ。
Magic Leapの最高技術責任者(CTO)であるJulie Larson-Green氏は、「このパートナーシップは、当社の広範な光学能力とGoogleの技術を組み合わせることで、ARの変革力を加速させ、開発者エコシステムと顧客のために没入型体験を進化させ続けます。私たちは、XRの可能性を拡大し、物理的な世界を価値ある、文脈に関連したソリューションと融合させることを楽しみにしています」と、述べている。
Sources
コメント