ほとんどのスマートフォンには画面にGorilla Glass等の強化ガラスが用いられているが、それでもやはり保護シートなどを貼る方が安心であることには変わりなく、多くのユーザーがガラスやプラスチックの保護シートを使用している事だろう。だが、これによってタッチパネルの感度が低下してしまい、思ったように操作ができないと言うことを経験した事もあるかも知れない。実はGoogle Pixelスマートフォンには、スクリーンに保護フィルムが貼られている際にタッチ感度を高める特別なモードが以前からあったが、Pixel 8シリーズでは、保護フィルムの有無を自動で感知し、この設定が自動的に有効になるようだ。
Pixelスマホでは、「設定」>「ディスプレイ」>「画面保護シート モード」と進むと以下のように説明がなされている。
タップの感度を上げ、画面保護シートを使用しているときのタップを改善します。
効果としてはそこまで劇的な改善は見込まれないかも知れないが、やはりオンにすると多少は変わってくる。ただし設定を行う事は忘れられがちだ。(存在を知らない方も多いことだろう)しかし、Pixel 8シリーズでは、画面保護シートが装着されていることが検出されると、「画面保護シート モード」が自動的にオンになる。
この機能の有無についてはRedditの一部でささやかれ、10月から認識されていたようだ。一部のユーザーは画面保護シートを装着した際に通知が表示されることに気付いた事を報告している。ただし、筆者はPixel 8 Proの発売時から画面保護シートを用いてはいるが、そうした通知が表示された覚えはなかった。ただし、設定画面を見ると確かに画面保護シートモードはオンになっている。
この機能が広く有効になったのは最近のことで、おそらく最近のセキュリティパッチによるものだろう。
この機能は今のところPixel 8シリーズ専用となっている。この自動機能は、現時点では古いPixelスマホでは利用できない。
Source
- Android Police: Your Pixel 8 can detect when it has a screen protector on
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