QualcommのSnapdragon Xチップを搭載するノートPCがまもなく明らかになるが、一足先にDellとLenovoの製品がリークされ、その外観が明らかになった。
WindowsReportは、Dellが間もなく発売を予定している「XPS 13 9345」と「Inspiron 14 7441 Plus」の外観を公開した。これらには、間もなく発売されるSnapdragon Xシリーズで最速SKUの1つである「Snapdragon X Elite X1E80100CPU」が搭載される予定のようだ。このチップは12コア、最大周波数3.42GHzを特徴とする。
Dellの最高級プロフェッショナル・ノートパソコンであるXPS 13 9345では最上段に同じタッチバーがあり、I/OにはUSB-Cポートが2つだけ付いている。
Dell Inspiron 14 7441 Plusラップトップには、専用のエクスプローラーなどを含む「AIの刷新」が施された新しいWindows 11 Preview Buildが搭載される見込みだ。こちらは薄型化され、2つのUSB-Cポート、1つのUSB-A、microSDカードスロットが搭載されている。このノートパソコンは基本構成として16GB LPDDR5Xメモリでリリースされるようだ。
Lenovoの次期IdeaPad Slim 5にはSnapdragon X Plusが搭載され、Dellのものに比べると少し性能が劣るようだ。
Yoga Slim 7もリークされている。Snapdragon XチップはどのSKUを搭載するのかは不明だが、デザイン自体もあまり大きくは変わっていないようだ。
まだ外観のリークはないが、この他にもAsusやSamsungもSnapdragon Xチップ搭載のノートPCをリリースすることが伝えられている。
5月20日にMicrosoftが開催するAI関連のイベントでこれらも明らかになることだろう。
最後に、これらは皆、Microsoftが推進する「AI PC」として売り出されるとみられるが、大きな特徴として、「Copilotキー」を搭載している。
この機能に独占的にMicrosoftのCopilotが割り当てられ、ユーザーは気軽にAIチャットボットを呼び出して、その機能を使う事が出来る様になる。使いたくない場合は別の機能を割り当てることももちろん出来るだろう。
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