MicrosoftがWindows 11のタスクバーに、ユーザーから長年要望が多かったバッテリー残量のパーセント表示機能を追加することが明らかになった。地味ながら便利なこの新機能により、ノートPCユーザーはマウス操作なしで即座にバッテリー残量を確認できるようになる。
新機能の詳細
現行のWindows 11では、バッテリー残量を確認するためにはタスクバーのバッテリーアイコンにマウスカーソルを合わせる必要があった。新機能では、システムトレイのバッテリーアイコン横に残量がパーセント表示され、一目で正確な残量を把握できるようになる。
また、バッテリーセーバーモード有効時にはアイコンがオレンジ色に、充電時には緑色に変化するなど、視覚的なフィードバックも強化される。これらの改善により、バッテリー状態の把握がより直感的になる。
開発状況と利用方法
この機能は現在、Windows 11の最新Insiderビルドに隠し機能として実装されている。Windows研究者として知られるPhantomOfEarth氏が、この機能の存在をソーシャルメディアプラットフォームXで報告した。
現時点で機能を試用したい場合、Windows 11 Insiderビルドとサードパーティツール「Vivetool」を使用して手動で有効化できる。有効化には以下のいずれかのコマンドを実行する必要がある:
- vivetool /enable /id:48822452
- vivetool /enable /id:48433719
この機能追加は、macOS、iOS、iPadOS、Androidなど、主要なモダンオペレーティングシステムでは既に標準装備されている機能であり、Windowsに今まで実装されていなかったことが逆に疑問になるくらいであるが、今後の更新でやっと実装されるとのことで、ユーザーとしてはありがたい。
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