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YouTubeがサードパーティ製アプリによる広告ブロックも取り締まり開始、視聴不可や読み込み遅延になる可能性

Y Kobayashi

2024年4月16日

YouTube広告を回避するため、広告ブロッカーを用いてスマートフォンでYouTube動画を楽しんでいるユーザーは、今後は広告を回避することが難しくなるかも知れない。

Googleは本日サポートページにおいて、YouTube利用規約に違反するアプリ、特に広告のブロック機能を提供するアプリの取り締まりを開始すると発表した。

Googleはここ数年、動画配信サービス「YouTube」において、サードパーティーによる広告へのアクセスブロックを阻止する試みをしばらく続けてきた。広告収入はYouTubeの主要な収益源であるため、Googleがこの動きを強めるのも無理からぬ事ではある。

新しいサポートメッセージによると、YouTubeの広告をブロックするサードパーティ製アプリを使っている人は、動画をストリーミングしようとするとバッファリングが発生する可能性があるという。また、動画を見ようとすると「次のコンテンツはこのアプリでは利用できません」というエラーメッセージが表示されることもあるようだ。

YouTubeは、サードパーティの広告ブロックアプリを新たに取り締まる理由を次のように述べている:

私たちの規約では、サードパーティーのアプリが広告をオフにすることを許可していないことを強調します。これは、クリエイターが正当な報酬を受け取ることを妨げるからです。YouTubeの広告は、クリエイターを支援し、世界中の何十億もの人々にストリーミングサービスを利用してもらうためのものです。

GoogleはYouTube広告を好まず、広告のない体験を得るための方法として、引き続きYouTube Premiumへの加入を促している。現在個人向けプランは月額1,280円、ファミリープランは月額2,280円で提供されている。ファミリープランでは、同じ住所に住む最大5人と特典を共有することができる。

YouTube Premiumになると、アプリ内や視聴中の動画に広告が表示されなくなる。さらに、バックグラウンド再生が利用できるようになり、外出先でも動画をダウンロードできるようになる。加えて、1億曲以上の音楽ストリーミングサービスYouTube Musicにもアクセスできる。


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