
サイエンス
中国が世界2位の巨大レアアース鉱床を四川で確認、埋蔵量は一挙に3倍超へ
中国は四川省で世界第2位の軽レアアース鉱床を発見し、東北部では凍結融解サイクルで形成された物理抽出可能な新タイプのレアアース鉱床を特定した。これらの発見は、従来の資源分布パターンを覆し、中国の戦略的優位性をさらに強化するもので、西側諸国のサプライチェーン多様化に大きな影響を与えるだろう。
別名: Mineral dissociation-type
鉱物解離型レアアース鉱床は、中国東北部で新たに特定された革新的な資源モデルである。数万年にわたる極寒の凍結融解サイクルという物理的な風化プロセスにより、岩石が粘土化せずに砂利状に砕かれ、レアアースを含む鉱物(モナザイトやゼノタイム)が物理的に分離(解離)した状態で堆積している。従来のイオン吸着型鉱床で必要だった化学薬品による浸出プロセスを介さず、比重選鉱などの物理的手法で抽出できるため、環境負荷とコストを劇的に抑えられる次世代の資源として期待されている。