熱を出さない「1原子メモリ」誕生へ。東大が電流ゼロでデータを読み書きする新原理を実証
東京大学の研究グループは、電流を一切使わず量子力学的な「力」のみで単一原子の磁気情報を読み書きする技術を世界で初めて開発した。この手法はジュール熱による発熱や誤動作を防げるため、究極の高密度メモリ実現に向けた画期的な成果である。
KAISTなどの研究チームが12万枚超のMoS₂片を自動分類し、1,615個のFETを評価。層数ごとの電流とスイッチ性能の差を統計で捉え、2D半導体設計のデータ基盤を築いた。
ブラウン大学の上級経済学科目で、持ち帰り中間試験の平均96点が対面期末で48.6点へ低下した。個人のAI不正を確定できない中、大学は学習過程を測る評価へ転換を迫られている。
Live Scienceが報じた急速充電の劣化メカニズムを、Geotabの2万2700台のEVデータとスマホ40台の試験で検証する。EVは8年換算で12ポイント、スマホは500サイクルで0.5ポイントと劣化幅の桁が異なる実態を解説する。
EU家庭の冷房用エネルギーは6年で倍増した。Fガス規制が迫る一方、欧州の固体冷却計画は500W級にとどまり、中国・香港の1,284W実証を追う。
Microsoftは、22変数・1時間間隔・確率アンサンブルを備えたAurora 1.5を公開した。台風進路の誤差を旧版より最大34%縮めたが、強度や降水、現行AIモデルとの比較は未検証である。
POSTECH研究チームが低温低圧接合で厚さ14マイクロメートルのシリコンチップを10層超で安定積層したと発表した。12層HBM比で約4倍の密度を同一高さ比較で確認したが、実証はDRAM回路を持たないテストチップにとどまり、実HBMへの統合や歩留まりデータはまだ示されていない。
米国は27年ぶりに安定同位体の大規模濃縮を再開し、オークリッジ国立研究所の新施設で医療用キセノン129の生産を開始した。今後は2028年稼働予定の次世代施設により、海外依存を脱却して多様な同位体を安定供給できる製造基盤の構築を目指す。
次世代のナトリウム金属電池において、研究チームは二つの塩を組み合わせた独自の設計を導入し、電解質の堅牢性と高速なイオン伝導の両立に成功した。これにより、超高速充電や長寿命化という従来の技術的障壁を打破し、実用化に向けた大きな進展を見せた。
中国は2026年7月、長征10号Bの初飛行で衛星の軌道投入と第1段機体の海上回収に成功した。着陸脚を使わず海上の網で捕獲する世界初の方式を採用しており、今後は回収した機体の再飛行を通じて、米国に続く商用再使用の実用化を目指す方針だ。
スイスの研究チームが、シリコンとペロブスカイトを重ねた3接合太陽電池で変換効率30.02%を達成し、単一材料の理論限界を突破した。安価な材料とナノ技術の融合により、かつて宇宙開発限定だった超高効率発電を地上で実現する道が切り拓かれている。