NVIDIAは、Mozilla Firefoxブラウザが「RTX Video Super Resolution」と「RTX Video HDR」に正式に対応したと発表した。これまでは、MicrosoftのEdgeブラウザかGoogleのChromeブラウザでしか使用できなかった。
FirefoxでもHD動画がUHD画質にアップスケール可能に
RTX Video Super Resolutionを使用すると、YouTube、Prime Video、Netflix、Disney+などのプラットフォームでストリーミング再生されるビデオコンテンツや、VLCを使用して再生されるビデオコンテンツの解像度をアップスケーリングし、高画質化・最適化することが出来る。例えば、720pまたは1080pでしか視聴できない場合、RTX Video Super Resolutionを使用することでUHDへのアップスケーリングが可能だ。コーデックによる圧縮アーチファクトも可能な限り除去されるため、この点でも画質が向上する。
RTX Video HDRでは、SDRコンテンツを、あたかもHDR10の情報を含んでいるかのように見えるコンテンツに変換する。どちらの技術も、高解像度と高ダイナミクス用に訓練されたAIモデルを使用している。
RTX Video Super ResolutionとRTX Video HDRは、NVIDIAコントロールパネルを介して起動することが可能だ。
これらの機能を利用するには、対応するブラウザに加えて、GeForce RTX 20、GeForce RTX 30またはGeForce RTX 40シリーズのグラフィックカードが必要となる。Firefoxに関しては、最新版バージョン126に更新すれば利用出来る。
Firefox 126.0は公式サイトからダウンロード可能だ。すでにFirefoxをお使いの方は、メニュー>ヘルプ>Firefoxについてをクリックすると、最新バージョンが表示される。
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