
Firefox、9月からメジャー更新を2週間ごとに:155で実験開始
Mozillaは2026年9月、Firefoxのデスクトップ版とAndroid版で2週間ごとのメジャー更新を実験する。週次の小更新やESRとの違い、企業運用への影響を読み解く。

Cloudflareらは、AIの台頭で困難になった人間とボットの判別を、プライバシーを保護しつつ行う新プロトコル「PACT」を発表した。特定の機器に依存せず、匿名化されたトークンを用いて正当性を証明することで、利便性と安全性の両立を目指す。

ブラウザ開発者連合のBCAは、MicrosoftがWindowsの支配力を利用してEdgeを不当に優遇していると批判する公開書簡を送付した。AI時代の競争環境を守るため、デフォルト設定の簡素化や他社排除の撤廃など、世界規模での即時改善を求めている。

MozillaはFirefoxの大規模な再設計「Project Nova」を発表し、年内に正式リリースする。この再設計は、AI機能の完全無効化ボタンやオプトイン方式の導入によりユーザーのプライバシーと自己決定権を最優先する。また、視覚的なモダン化に加え、Web Serial API実装などによりブラウザの基盤を進化させ、生産性向上機能の強化とクロスプラットフォームでの一貫性を追求している。

Fedora Linux 44は、インストーラーのクラッシュバグとセキュリティ脆弱性への対処のためリリースが2週間延期されたが、Firefox 150とPackageKitのセキュリティパッチが統合された。GNOME 50ではX11互換コードが除去されWaylandへのコミットが強化され、KDE Plasma 6.6ではKDE PLiMoがデフォルトとなりデスクトップ統合が再定義された。また、NTSYNCカーネルモジュールが統合され、WineやProton経由でのWindowsゲームのパフォーマンスが向上した。

MozillaはAnthropicのAI「Mythos」をFirefox 150の検証に導入し、人間では見つけられなかった種類のバグではないものの、271件もの脆弱性を発見した。これはAIが従来のファジングでは困難なコード読解による高密度な探索で、未処理のバグを大量に可視化し、防御側の修正能力と運用の再設計が重要であることを示している。AIによる脆弱性検出コストの低下は、攻撃側の優位性を薄め、防御側の持久力を底上げする可能性を秘めている。

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