任天堂がついにその開発を明らかにし、2024年度内の発表が告知された「Nintendo Switch」の次世代機(仮称:Nintendo Switch 2)だが、その機能や形態などの情報は未だ全く明らかにされていない。
これまでいくつかのリークによって、予想スペックや機能等が報告されているが、今回仕様や発売の時期など、新たにいくつかの情報がリーカーからもたらされている。あくまでもリーク情報であるため、取り扱いには注意して頂きたいが、それでも中々興味深い内容もあるため、いくつかご紹介しよう。
Switch 2にはRAMが現行モデルの3倍となる12GBが搭載される?
任天堂のゲームやコンソールに関するディスカッションフォーラム「Famiboards」のコミュニティメンバーLiC氏は、任天堂やNVIDIA、その他の企業間の出荷・通関データを追跡したところ、Switch 2の可能性のある仕様を導き出したと報告している。
メンバーはNVIDIA India、ホシデン、開発キット(Carpa X1、IWOH)の数か月間のデータを追跡しており、「Switchハードウェア(OLED、Lite、orig、v2)と一致する識別子を特定することができ、また、現在のハードウェア(推定Switch 2)と一致しない識別子を特定することもできた」と報告している。これに基づき、最近2か月の出荷データから、以下の情報が確認出来たと言うことだ:
- Nintendo Switch 2コンソールのRAMは12GB、構成は6GBの7500MT/s LPDDR5(LPDDR5X?不明)モジュールを2つ搭載。
- 内蔵ストレージは256GBのUFS 3.1。
この12GBというリークについては今回が初めてではなく、有名リーカーのMoore’s Law is Dead氏も報告していた。これについては、NVIDIAが関係者からの話として紹介されていた物で、Samsungの8nmという市場で最もこなれたコストのトランジスタノードを利用するこのメモリが最も任天堂の要求にマッチする物として扱われる可能性が紹介されていた。ただし、NVIDIAの関係者は、NVIDIA SoCでは、8GB、12GB、16GBのRAM容量が選択できる可能性も報告していた。
これは確実な情報ではないため注意して欲しいが、もし正確であれば大きなパフォーマンス向上が期待出来そうだ。
8インチサイズのディスプレイ
これまでにも何度か報告されているように、Switch 2では現行モデルよりも大きな8インチディスプレイが搭載される可能性がありそうだ。
Famiboardsのメンバーはこの情報に基づき、以下の様に現行Nintendo SwitchやSteam Deckとの比較イメージを作成し共有してくれている。
ちなみに、あくまでも上記は想像図であり、実際の製品は全く異なる外観になると予想されるため、あくまでも“サイズ感”を確認する物として取り扱って頂きたい。
また、リーカーのCentroLeaks氏によると、ゲーム機本体とJoy-Conに内蔵マイクが搭載される可能性があるとの事だ。
発表は2024年9月から12月?発売は2025年3月との噂も
CentroLeaks氏がブラジルの配信者tvPH経由の情報として、Nintendo Switch 2の発表・発売時期の予想を共有している。
この件に詳しい情報筋の話として、Nintendo Switch 2の発表は2024年の秋(9月から12月)に行われ、早ければ今年の後半にサードパーティ製ゲームが明らかになる可能性があると言う。
そして待望のNintendo Switch 2の発売日は2025年3月になると報じられている。
またそれに伴う動きとして、6月に行われるNintendo DirectはSwitchに焦点を当てた最後の大きなNintendo Directになり、多くのリマスターが発表されるとのことだ。
つまり、今年の後半からは任天堂は後継ゲーム機に大きく軸足を移していく可能性があるという。
これらのリークが真実かどうかはまだしばらく不明なままだが、今後も少しずつ明らかになってくるこの新型携帯ゲーム機にファンは期待せずにはいられないだろう。
Sources
- Famiboards
- via Reddit
- CentroLeaks 1, 2
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