先日、Asusがマイナーアップデートではあるが、大きく機能改善を施した携帯デーム機「ROG Ally X」を発表し、6月にその詳細を明らかにすると予告していたが、一足先にVideoCardzが貴重な詳細スペックが記載されたカタログ画像を入手したようだ。
大きな性能アップにもかかわらず厚さは5mm増に留まる
- APU: AMD Ryzen Z1 Extreme
- 画面: 7インチ FHD 120Hz
- バッテリー: 80 Wh
- SSD: M.2 2280対応 1TB
- メモリ: 24GB LPDDR5X-7500MHz
- 重量: 678 g
- サイズ: 28.0 × 11.4 × 3.7 cm
- 筐体: 人間工学的なデザインの黒いシェル
- 接続端子: USB3.2 Type-C Gen2 + USB4 Type-C (DisplayPort 1.4とPower Delivery 3.0)
Rog Ally Xが、現行機で不満の高かったバッテリー容量を大きく増加させる可能性は既に明らかにされていたが、具体的にオリジナルRog Allyの40Whバッテリーパックから丁度2倍となる80Whへと大きく容量アップしている事が確認出来る。
また、メモリは実に24GBとオリジナルの16GBから50%のアップだ。更にメモリ規格自体もオリジナルのLPDDR5-6400MhzからLPDDR5X-7500MHzへとアップしており、高速化しメモリ帯域幅もアップしている。
加えて、外部GPUを取り付けるために必要な独自のROG XG Mobileポートを、DisplayPort 1.4とPower Delivery 3.0を備えたUSB4 Type-Cポートに置き換えている。つまり、サードパーティ製の外付けGPUエンクロージャーをROG Ally Xで使用できるようになる可能性が高い(携帯ゲーム機も同時に充電できる)。
また、改良された「Precisio D-Pad」は500万サイクルの耐久性を誇るという。
更に冷却ファンは23%小型化し、冷却フィンは50%薄くなっているがエアフローは10%改善されていると言う事で、こうした性能アップにもかかわらず、ROG Ally Xは厚さは5mmしか大きくなっておらず、重量アップも70グラムに留まるようだ。
価格については不明だが、噂では799ドル程度と言われている。
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