サイエンス
極寒の地でも性能を維持する次世代「構造電池」の誕生:テキサスA&M大学が開発した-40℃対応の有機デュアルイオンバッテリーとは
2024年初頭、北米を襲った記録的な寒波は、シカゴをはじめとする全米各地の電気自動車(EV)充電スタンドを「Teslaの墓場」へと変貌させた。極低温下でリチウムイオンバッテリーの電解液が凍結・凝固し、充電も放電も受け付け […]
別名: Dual-ion
デュアルイオン方式は、電解液中のアニオン(陰イオン)とカチオン(陽イオン)の両方をエネルギー貯蔵に利用するメカニズムです。一般的なリチウムイオン電池がリチウムイオンのみを往復させるのに対し、充電時に正極にアニオン、負極にカチオンが取り込まれます。放電時のイオン放出プロセスが低温下でもエネルギー障壁が低いため、極寒環境での出力特性に優れています。