Term

オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアン

別名: Euler-Heisenberg Lagrangian

Overview

オイラー=ハイゼンベルク・ラグランジアンは、1936年にヴェルナー・ハイゼンベルクとハンス・ハインリヒ・オイラーによって導入された、強力な電磁場中での真空の非線形な性質を記述する有効理論である。量子電磁力学(QED)に基づき、真空が仮想的な電子・陽電子対の分極によって、あたかも誘電体のような非線形媒体として振る舞う様子を数式化したものである。このモデルを用いることで、真空の複屈折や光子-光子散乱といった、古典的なマクスウェル方程式では説明できない量子真空特有の現象を理論的に予測・計算することが可能になる。

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