サイエンス
中国、粒子ビーム兵器を現実にする「心臓部」を開発か?宇宙戦争への布石の可能性
長年、SFの世界の産物だった粒子ビーム兵器(荷電粒子砲)が、にわかに現実の脅威として輪郭を現し始めている。中国の研究チームが発表した一つの技術論文が、宇宙におけるパワーバランスを根底から揺るがす可能性を秘めているのだ。 […]
別名: 荷電粒子砲, Particle beam weapon
粒子ビーム兵器は、原子、電子、中性子などの微粒子を加速器で光速に近い速度まで加速し、細いビームとして対象物に照射する指向性エネルギー兵器(DEW)の一種である。目標に衝突した際の巨大な運動エネルギーと熱エネルギーによって、物理的な破壊や電子機器の無力化を引き起こす。光速に近い速度で攻撃が行われるため回避が困難であり、弾薬を必要とせず電力のみで稼働するため、宇宙空間における次世代の防衛・攻撃システムとして期待されている。長年、電力供給と精密制御の両立が課題とされてきたが、近年の技術革新により実用化の可能性が高まっている。