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Samsung、NVIDIA GTCで32Gb/sのGDDR7メモリ・モジュールを披露、今年後半に出荷の予定

Y Kobayashi

2024年3月21日

ドイツのテクノロジー系情報サイトHardwareluxxは、NVIDIAがBlackwell GPUを発表したGTC 2024において、Samsungが自社ブースにおいて、GDDR7メモリを展示している事を報告している。

Samsungの展示からは以下の情報が読み取れる:

  • 容量:16Gbit
  • スピード: 32Gbps
  • 電圧:1.1v
  • 省電力:電力効率が20%向上
  • 低発熱:熱抵抗の70%の減少

同サイトによると、28Gbpsモジュールは、NVIDIAのハイエンドGPUで使用されている既存のGDDR6Xモジュールと比較して、帯域幅が17%改善され、32Gbpsチップは最終的にこの数字を33%まで高めるという。だが、歩留まりとコストあたりの全体的なパフォーマンスを向上させるために、初期には28Gbpsに落ち着く可能性もありそうだ。

JEDECは最近、GDDR7メモリの仕様を発表したが、GDDR7では、GDDR6の2倍の帯域幅を提供し、デバイスあたり最大192GB/sを実現する。

NVIDIAがRTX 50シリーズにSamsung製モジュールを採用するかどうかはまだ不明であるため、AMDとNVIDIAの両社が次世代GPUを発表する際にはどの製品が採用されるのか注目だ。過去、NVIDIAはハイエンドカードにMicronのGDDR6Xチップを独占的に使用しており、Micronは今年後半に32Gb/秒モジュールを市場に投入すると発表している。Samsungが先鞭をつけたことで、MicronとSK hynixがすぐに詳細情報を発表してくれることを期待したい。


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