本日Intelは次世代モバイルプロセッサ「Lunar Lake」を発表したが、この発表が行われたComputexの基調講演の席で、同社CEOのPat Gelsinger氏はロードマップを更新し、次に登場するデスクトッププロセッサ「Arrow Lake」が改めて2024年第4四半期に発売されることを明らかにした。加えて別の情報筋はそれが10月にも発売することを示唆しているという。
Lunar Lakeに続いてすぐにArrow Lakeが投入される
今回のIntelの発表はLunar Lakeがメインだったが、デスクトップ向けプロセッサ、特にゲーミングPCを構築しようとしている人々にとっては次世代Arrow Lakeがいつ発売されるのか気になるところだろう。Gelsinger氏は今回Arrow Lakeについて、Lunar Lakeから少し遅れて、2024年第4四半期に発売されることを明らかにした。
ここまでは曖昧な情報だが、WccftechはComputex会場にて、Intel幹部から別の情報を入手し、Arrow Lakeは9月に予定されているIntelのイベントで詳細が明らかにされ、10月に店頭に並ぶとの発言を得たそうだ。ホリデーシーズンに間に合うように発売するのは予想された事ではあるが、具体的な発言は初めてだ。
加えて、ロードマップから明らかになったところでは、Lunar Lakeの次、モバイルプロセッサ「Panther Lake」が2025年にも登場することが改めて述べられていると言う事で、こちらの計画は順調なようだ。
ちなみに、Panther LakeはIntelの18Aプロセスで製造されると、Gelsinger氏は述べている。ただし、Lunar Lakeで導入されるとされていたIntel 18Aだが、実際にはLunar LakeはTSMCのN3BやN6プロセスによって製造されていることが明らかになり、Intelのプロセス開発が遅れている可能性もあるが、Panther Lakeでは予定通り導入されると考えているようだ。
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