OpenAIは本日新たなフラッグシップAIモデル「GPT-4o」を発表した事に伴い、PCでのアシスタントになる事を意図した新たな取り組みとして、Mac向けにChatGPTアプリの提供を開始したことを発表した。
デスクトップでの作業をアシスタント
このアプリはキーボードショートカットでChatGPTに素早くアクセスでき、ユーザーは例えばコーディングの最中にスクリーンショットを撮ってChatGPTにアドバイスを求めたり、スクリーンショット内の言語の翻訳を頼んだりと言った使い方ができるという。
また、ボイスチャットではChatGPTとの会話することも可能だ。ただし、本日OpenAIがデモ動画を公開したような、GPT-4oとのリアルタイムな会話はまだ提供されていない。今後はGPT-4oのオーディオおよびビデオ機能の統合も予定されており、より“デジタル・アシスタント”としての側面が強くなることが予想される。
ChatGPTの有料サブスクリプションプラン「ChatGPT Plus」の加入者は本日から新しい macOS デスクトップ アプリにアクセスできるようになる。対象ユーザーは、ChatGPTのWeb版に入るとチャットウィンドウの上にデスクトップアプリの提供アナウンスが表示され、リンクからダウンロードが可能になっている。無料ユーザーも今後数週間以内に利用できるようになる予定だ。
もしリンクが表示されない場合は、こちらのリンクからダウンロードが可能となっている。
Windows版については今後計画されているが、そのリリースは「今年後半」とのことで、Windowsユーザーはしばらく待たされることになりそうだ。OpenAIの最大のパートナーがMicrosoftである事を考えると、これは少し奇妙な話でもあるが。
Source
- OpenAI: Introducing GPT-4o and more tools to ChatGPT free users
コメント