テクノロジー
DRAM消費を最大90%削減する設計:Metaが2年ぶりに公開したCacheLibの仕組み
DRAM価格の急騰を受け、Metaは2年間更新が途絶えていたオープンソースキャッシュエンジン「CacheLib」を再リリースした。高価なDRAMの使用を抑えつつキャッシュ性能を維持する「HybridCache」アーキテクチャは、DRAMとNVMを組み合わせることでコストを大幅に削減できるため、現在のメモリ市場において実用的な意味を持つ。
別名: ハイブリッドキャッシュ
CacheLibに搭載されている、メモリ階層を跨いだキャッシュ管理機能。アクセス頻度の高い「ホットデータ」を高速なDRAMに配置し、頻度の低い「コールドデータ」を安価で大容量なNVM(不揮発性メモリ/SSD)に自動的に退避(スピル)させる。これにより、DRAMのみを使用する従来のキャッシュと比較して、メモリコストを劇的に抑えつつ、アプリケーション側からは透過的に大容量キャッシュを利用できる。