
サイエンス
水系バッテリーの常識を覆す。1ナノ空間に水を閉じ込めた「Blue Capacitor」が6万回の充放電を達成
ハンブルク工科大学の研究チームは、純水を唯一の電解質とし、粘土鉱物と炭素のみで構成される蓄電デバイスの開発に成功した。ナノ空間に閉じ込めた水分子の特性を制御することで、環境負荷の高い化学物質を使わずに高い伝導性と安全性を両立している。
ドイツのハンブルクにあるドイツ電子シンクロトロン(DESY)が運営する、世界で最も強力な高エネルギー放射光施設の一つ。極めて細く強力なX線ビームを用いて、材料の微細構造を精密に解析できる。

ハンブルク工科大学の研究チームは、純水を唯一の電解質とし、粘土鉱物と炭素のみで構成される蓄電デバイスの開発に成功した。ナノ空間に閉じ込めた水分子の特性を制御することで、環境負荷の高い化学物質を使わずに高い伝導性と安全性を両立している。

世界中で普及しているスマートフォン等の小型デバイスに用いられている充電池は、そのほとんどにリチウムイオン電池が用いられているが、このバッテリーもいつまでも使用できるわけではなく、充放電を繰り返す中でエネルギー容量が減少し […]