
WSL 2、重負荷で共倒れしない設計へ Microsoftがcgroup分離を実装
MicrosoftはWSL 2のユーザー処理をcgroup v2で隔離し、重負荷時にも基幹処理の資源を残す設計をmasterへ統合した。最新pre-releaseには未収録で、配布時期とcgroup v1互換性が確認点となる。
世界で最も普及しているLinuxディストリビューションの一つ。デスクトップ、サーバー、クラウド、IoTなど幅広い環境で利用され、高い安定性と使いやすさを特徴とする。2026年リリースの26.04 LTSでは、Snap隔離機構とローカル推論を軸としたAI統合を推進している。

MicrosoftはWSL 2のユーザー処理をcgroup v2で隔離し、重負荷時にも基幹処理の資源を残す設計をmasterへ統合した。最新pre-releaseには未収録で、配布時期とcgroup v1互換性が確認点となる。

GCCのx86 genericチューニングでbranch_mispredict_scaleを1行変更したパッチが2026年6月24日にマージされた。分岐予測ミスのコスト評価を引き上げることでif変換が促進され、SPEC CPU 2017 544.nab_rベンチマークではGranite Rapidsが+12.7%、Zen 5が+12.1%を記録した。Linuxディストリビューションの配布パッケージに広く影響する変更で、GCC 17(2027年春予定)での正式リリースが見込まれる。

Linuxカーネルに存在するローカル権限昇格脆弱性「Dirty Frag」が、エンバーゴ破棄により予定より早く公開された。この脆弱性は`esp4`、`esp6`、`rxrpc`モジュールの受信パスの欠陥を悪用し、非特権ユーザーがroot権限を奪取できるもので、主要ディストリビューションに影響を及ぼす。正式なパッチが未配布のため、暫定的な回避策として当該モジュールのブラックリスト登録が推奨される。

Ubuntuは、AI機能の一括オフ機能は複雑で実装できないと明言し、Snap confinementとローカル推論による透明性を選択した。これは「UbuntuをAI製品にしない」という宣言であり、ユーザーの不信感に対し、具体的な設計選択で応えるものだ。また、Implicit AIとExplicit AIの二種類に分類し、OS機能として溶け込むAIと、ユーザーが呼び出すAIを区別している。

Microsoftが開発者向けカンファレンス「Build 2025」にて、Windows Subsystem for Linux (WSL) の大部分をオープンソース化すると発表し、開発者コミュニティに大きな衝撃と歓迎の […]