サイエンス
見えない量子の干渉を「水槽の波」で可視化。OISTが暴いた空間全体のトポロジー
アハラノフ・ボーム効果は、電子が直接触れていない磁場の影響を遠隔で受け、その波としての性質を変化させる量子現象である。OISTなどの国際共同研究チームは、水槽の定在波実験により、この不可視の量子現象が空間全体に波及する「節線」として可視化されることを発見した。
別名: ベクトルポテンシャル
古典物理学では磁場を計算するための便宜的な道具とみなされていたが、量子力学(AB効果)においては、磁場そのものが存在しない場所でも電子の位相に物理的な影響を与える実体的な量として扱われる。