サイエンス
「Hypernova」の心臓部か。Meta、ARの常識覆す2mmディスプレイ技術
Metaが、来るべきAR(拡張現実)グラスの未来を垣間見せる、驚異的な技術を発表した。厚さわずか2ミリメートル。光を操る半導体チップ「光子集積回路」が可能にしたこの超薄型レーザーディスプレイは、9月に発表が噂される新型ス […]
別名: PIC, Photonic Integrated Circuit
光子集積回路(PIC)は、従来の電気回路が電子を導くように、光子を導くための微細な回路(光導波路)をシリコンチップ上に形成した技術である。Metaの研究チームは、光を分割するスプリッターや特定の方向に光を放出するグレーティングエミッターなど、数千もの光学部品をわずか数ミリ四方のチップに集積することに成功した。これにより、従来は巨大な光学システムを必要としたレーザーディスプレイを、指先に乗るほどのサイズまで小型化・薄型化できるようになった。3年以上の歳月と数千のプロトタイプを経て開発され、次世代のARグラスや視覚インターフェースを支える基盤技術として期待されている。