
サイエンス
室温でグラフェン中の電子の渦を検出することに初めて成功
チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の研究者たちが、高解像度の磁場センサーを用いて、グラフェン中の電子がどのように渦を形成するかを室温で検出することに成功した。このような温度で電子の渦を検出したのは初めての事だ。 […]
別名: Electron vortices, 電流渦
高移動度の導体(グラフェンなど)において、電子同士の衝突が不純物や格子との衝突を上回る場合に、電子が粘性を持つ液体のように振る舞う「電子流体力学」的な現象です。通常の電気伝導とは異なり、局所的に流れが反転する渦を形成します。これまで極低温下での観測が主でしたが、室温での検出は次世代の低消費電力デバイス開発に向けた重要な一歩となります。