サイエンス
1000万度の熱嵐で動く「地球上で最も熱いエンジン」の開発に成功
「世界最小のエンジン」という言葉は、我々の知的好奇心を強く刺激する。多くの人が、精密機械技術の粋を集めたドイツの研究室を想像するかもしれない。しかし、今回、熱力学の教科書を書き換える可能性を秘めた驚異的なエンジンが誕生し […]
別名: Single-particle heat engine
従来のエンジンが膨大な数の分子の集団的振る舞いを利用するのに対し、一個の微粒子(本研究ではシリカ粒子)のみを動力源とする。電場トラップなどで粒子を空間に固定し、外部からの電磁的なノイズやレーザーを用いて熱力学的なサイクルをシミュレートする。ナノスケールにおけるエネルギー変換の基本原理を解明するための重要な研究対象である。