サイエンス
CERNの独占を打ち破るか。反物質の「卓上合成」へ道を拓く二重周波数トラップの全貌
「反物質」SFの産物のように響くこの概念は、現代物理学が直面する最大の未解明領域そのものである。現在、この反物質を合成・研究できる施設は、スイスにある欧州原子核研究機構(CERN)の巨大設備に限られている。しかし、その独 […]
別名: Dual-frequency Paul trap
高周波電場(RF)を利用して荷電粒子を捕捉するポールトラップの一種。陽電子と反陽子のように質量差が極めて大きい粒子ペアを同時に保持するため、GHz帯とMHz帯の2つの独立した周波数を重畳させる。磁場を用いないため精密な分光計測に適しており、反物質合成の卓上化を可能にする技術として期待されている。