
テクノロジー
フランスの原子力スタートアップ「Stellaria」が挑むエネルギー革命:廃棄物を燃料に変える「高速中性子溶融塩炉」とは何か
科学技術の進歩は、往々にして「二律背反」の解消によってもたらされる。増え続けるエネルギー需要と、削減しなければならない放射性廃棄物。この二つの難題を同時に解決し得る画期的なテクノロジーが、フランスで新たなフェーズに突入し […]
別名: Fast-Neutron Molten Salt Reactor
燃料を塩に溶かした液体燃料を使用する「溶融塩炉」と、中性子を減速させずに利用する「高速炉」の特性を組み合わせた次世代原子炉。液体燃料を用いることで低圧運転が可能となり、水蒸気爆発のリスクを排除できる。また、高速中性子を利用することで、従来の原子炉では長寿命放射性廃棄物となるマイナーアクチニドを効率的に核分裂させ、エネルギー源として燃焼・消滅処理できる点が最大の特徴である。安全性と廃棄物問題の解決を両立する技術として期待されている。