テクノロジー
北朝鮮、ブロックチェーンをマルウェア配信に悪用か:Googleが暴く新戦術「EtherHiding」の脅威
Googleの脅威インテリジェンスグループ(GTIG)が、北朝鮮と関連するハッカー集団がブロックチェーン技術を悪用し、極めて巧妙なマルウェア配信を行っていると報告した。「EtherHiding」と名付けられたこの新戦術は […]
別名: イーサハイディング
EtherHidingは、2023年に初めて観測されたサイバー攻撃の新戦術である。BNB Smart ChainやEthereumといったパブリックブロックチェーン上のスマートコントラクトに、マルウェアのペイロードや指令を埋め込むのが特徴。ブロックチェーンの不変性と分散性を悪用することで、従来のサーバー型攻撃とは異なり、法執行機関によるインフラの閉鎖(テイクダウン)が事実上不可能となる。攻撃者は「eth_call」などの読み取り専用リクエストを使用して指示を取得するため、オンチェーンに取引記録を残さず追跡を回避できる。国家レベルの攻撃者による採用が確認されており、サイバーセキュリティにおける新たな脅威となっている。