サイエンス
鏡もレンズも不要。何もない空間で光が自ら「ねじれる」未知の現象を発見
光の振る舞いを操作するには外部からの強力な介入が不可欠という従来のパラダイムに対し、研究チームは光の内部に潜む幾何学的構造を利用し、自由空間を伝播する間に光が自発的にスピンを分離させ、キラリティを発現する現象を発見した。これは、光が外部からの物理的な拘束なしに、空間を進むことで自らの姿を複雑な螺旋状へと自己再構成する能力を持つことを示している。
ウィットウォーターズランド大学(Wits)に所属する物理学者。構造化光、量子光学、トポロジカルフォトニクスの専門家であり、本研究において光の自発的なスピン分離現象の理論的・実験的解明に大きく貢献した。