テクノロジー
新ライセンスプロトコル「RSL 1.0」が正式始動:Webの新たな経済圏は「AIのタダ乗り」を終わらせるのか?
2025年12月10日、インターネットの歴史において、極めて重要な転換点となる技術仕様が正式に公開された。「Really Simple Licensing (RSL) 1.0」である。これは、AI企業がWeb上のコンテン […]
別名: Really Simple Licensing, RSL
Really Simple Licensing (RSL) 1.0は、AI企業がWeb上のコンテンツを無償でスクレイピングし、モデル学習や回答生成に利用する現状を是正するために策定された技術仕様である。従来のrobots.txtを拡張し、機械可読なライセンス層を追加することで、AI学習用(ai-input)やRAG用(ai-index)といった詳細な粒度でコンテンツの利用許可を制御できる。RSSの共同作成者らが主導し、CloudflareやAkamaiなどの主要CDNベンダーがサポートを表明している点が特徴。これにより、ライセンス条件を満たさないAIボットのアクセスをネットワークのエッジで物理的に遮断したり、HTTP 402エラーを介して支払いを要求したりすることが可能になる。広告モデルが通用しないAI時代において、情報を「処理される資源」と定義し、正当な対価を支払うエコシステムの構築を目指している。