Company

Cloudflare

別名: Cloudflare

cloudflare.com

Overview

最終更新: 2026年10月12日

Cloudflareは2009年11月に設立された米国の企業で、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)、DNS、サイバーセキュリティ、そして近年はAIエージェント向けインフラまで、インターネットインフラ全般にわたるサービスを提供している。本社はサンフランシスコに置き、ニューヨーク証券取引所に上場する公開企業である。創業者はマシュー・プリンス、リー・ホロウェイ、Michelle Zatlynの3名で、プリンスが現在もCEOを務めている。

概要

Cloudflareは世界各地にエッジサーバー網を展開し、ウェブサイトやアプリケーションの高速化、DNS解決、DDoS攻撃対策、WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)などを統合的に提供する企業である。ドイツ、カナダ、イギリス、ポルトガル、フランスなど複数国に子会社を持ち、グローバルに事業を展開している。年間収益は6億5,600万ドル規模とされ、従業員数は3,200人超に達する。情報通信技術・ソフトウェア出版の業種に分類され、インターネットの基盤インフラを支える企業として位置づけられている。

沿革

Cloudflareは2009年11月にサンフランシスコで設立された。当初は小規模サイト向けのセキュリティ・高速化サービスとして始まり、その後DNSサービスの提供や大規模なエッジネットワークの構築を通じて事業を拡大してきた。複数国への現地法人設立を経てグローバル展開を進め、ニューヨーク証券取引所への上場を果たしている。近年はゼロトラストセキュリティやAIワークロード向けインフラの提供にも領域を広げている。

技術的位置づけ

Cloudflareは、CDNやDNSといった従来型のインターネットインフラ事業者としての役割に加え、エッジコンピューティングやゼロトラストネットワークアクセスの提供者としての地位を確立している。大量のトラフィックを処理するネットワーク規模を背景に、DDoS攻撃の観測・緩和においても業界内で重要な位置を占める。また、AIエージェントやAIモデル間の通信を支えるインフラ整備にも取り組んでおり、機械間決済やAIトラフィック制御など、AI時代のインターネット基盤を担う企業としての存在感を強めている。

主要な動向

2026年8月12日には、Cloudflareが発表した2026年上期のDDoSレポートにおいて、1Tbpsを超えるネットワーク層攻撃が935件確認され、そのうち805件が第2四半期に集中したことが明らかになった。これは第1四半期比で6倍を超える増加であり、DNS FloodやCLDAP Floodといった攻撃手法の増加、短時間で完了する攻撃を前提とした自動防御の必要性が指摘されている。

また2026年5月26日に伝えられた報道では、AnthropicのProject Glasswingによる未公開モデルの検証を通じて、CloudflareやMozillaなどの企業において脆弱性発見率が大幅に向上したことが示された。AIを活用した脆弱性スキャンの精度向上は、暗号ライブラリの証明書偽造攻撃の発見にもつながっており、Cloudflareのような大規模インフラ事業者がAI時代のセキュリティ検証において重要な役割を果たしていることがうかがえる。こうした動向は、Cloudflareが単なるインフラ提供者にとどまらず、インターネット全体の安全性を支える観測・防御拠点としての機能を強めていることを示している。

よくある質問

Cloudflareとは何ですか?
2009年設立の米国企業で、CDN、DNS、サイバーセキュリティ、AIエージェント向けインフラなどインターネットインフラサービス全般を提供する。ニューヨーク証券取引所に上場している。
Cloudflareの主な事業は何ですか?
ウェブサイトの高速化や保護を行うCDN、DNS解決サービス、DDoS対策やWAFなどのサイバーセキュリティ製品、さらにゼロトラストネットワークやAI向けインフラを提供している。
Cloudflareの本社はどこにありますか?
本社は米国サンフランシスコにある。ドイツ、カナダ、イギリス、ポルトガル、フランスなど複数国に子会社を展開している。
Cloudflareの直近の動向は何ですか?
2026年8月には2026年上期のDDoSレポートを発表し、1Tbps超の攻撃が935件確認され、第2四半期だけで805件に達したことを明らかにした。
CloudflareはAIセキュリティにどう関わっていますか?
2026年5月に報じられたAnthropicのProject Glasswingの検証では、CloudflareがAIを活用した脆弱性発見率の向上を示した企業の一つとして挙げられている。

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