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米国産リチウムの買い手は固まった、2029年供給までの未完了工程
Smackover LithiumはLG Energy Solutionとの契約で販売目標の約90%を確保した。ただし、資金調達と最終投資決定、2029年の商業生産は未完了である。
LG Energy Solution は、LG化学から分社化して設立された、電気自動車 (EV) や蓄電システム (ESS) 向けバッテリーの世界的リーダーである。米国ミシガン州などで大規模な製造施設を運営・拡張しており、米国内のバッテリーサプライチェーン構築において中心的な役割を果たしている。

Smackover LithiumはLG Energy Solutionとの契約で販売目標の約90%を確保した。ただし、資金調達と最終投資決定、2029年の商業生産は未完了である。

GMがインディアナ州ニューカーライルの電池JV持分をSamsung SDIへ譲渡。建設中の工場はEV向け計画からESSを先行する米国生産拠点へ変わるが、能力と完成時期は未開示だ。

GMはEV事業の停滞を受け、安価で熱管理が容易なナトリウムイオン電池の開発により電力貯蔵市場へ参入する。スタートアップ企業と提携し、リチウム依存や地政学的リスクを抑えた米国主導の供給網を構築することで、2028年の商用化を目指す方針だ。

AIデータセンターの電力需要が2030年に米総電力の11%を占める見通しに対し、米国はエネルギー産業がバッテリーストレージに100億ドルを緊急投資すると発表した。この投資は、再生可能エネルギーの変動性を吸収しつつ、600 GWh以上の累積容量達成を目指し、国産バッテリー製造の加速と脱炭素化の両立を実現することでインフラ覇権を狙う戦略である。