テクノロジー
Micron、米国製1α DRAMをバージニアで開始:DDR4供給を4倍にする狙い
Micron Technologyは米バージニア州マナサス工場で1α DRAMの製造を開始した。これは、最先端AIサーバー向けHBMやDDR5の競争ではなく、AI需要の裏側で不足感が高まる車載や産業機器向けDDR4/LP4の供給を米国内で増強する施策だ。同社は20億ドル超を投じ、長期供給が求められる成熟メモリの国内生産体制を強化し、サプライチェーン強靭化に貢献する。
別名: 1-alpha DRAM, 1αノード
1α(1-alpha)DRAMは、Micron Technologyが2021年に量産出荷を開始した第4世代の10nm級(10nm-class)DRAM製造ノードである。極端紫外線(EUV)露光技術を使わずに、高度なマルチパターニング技術を駆使して微細化を達成した。従来の1zノードと比較してメモリ密度を40%向上させ、消費電力を大幅に削減している。DDR4、LPDDR4、DDR5など幅広い規格に適用され、PC、スマートフォンから車載、産業機器まで多岐にわたる用途で採用されている。2026年時点では1βや1γといった後継ノードが登場しているが、信頼性とコストのバランスから、長期供給が求められる市場において依然として重要な先端技術と位置づけられている。