テクノロジー
GoProが下した苦渋の決断:アクションカメラの覇者が模索する「防衛・航空宇宙」への転換と身売りの真相
GoProは、業績不振と時価総額の大幅な下落を受け、身売りや合併を含む「戦略的選択肢の検討」を正式に開始した。防衛・航空宇宙市場への技術転用計画を発表後、複数の企業から買収提案が相次いだことが直接の引き金となり、取締役会は財務アドバイザーの起用を承認した。同社は、民生用ハードウェアからプロ・産業・軍事用途へと資産価値を再定義し、生き残りを図る方針だ。
GoProが2016年に市場投入した折りたたみ式の空撮ドローン。同社のカメラを搭載して手軽に空撮ができる製品として期待されたが、発売直後に飛行中に電源が落ちて墜落する不具合が発覚。約2500台の全品リコールを余儀なくされ、最終的にドローン事業からの撤退を招いた。この失敗はGoProの財務とブランドイメージに大きな打撃を与えた。