
テクノロジー
Microsoft、JavaScriptからWinRTを呼ぶ動的プロジェクションを公開
Microsoftは、ElectronやNode.jsからWinRTを呼ぶ動的プロジェクションを公開した。C++/C#ブリッジを減らせる一方、パッケージIDや配布工程は残る。
WindowsのOS機能からUIフレームワークまで、デスクトップアプリ開発に必要なコンポーネントを統合したソフトウェア開発キット。OSのバージョンに依存せず、最新の機能を古いバージョンのWindowsでも利用可能にすることを目指している。WinUI 3やWindows MLなどの最新スタックを含み、Win32アプリのモダン化を支援する。

Microsoftは、ElectronやNode.jsからWinRTを呼ぶ動的プロジェクションを公開した。C++/C#ブリッジを減らせる一方、パッケージIDや配布工程は残る。

MicrosoftはWindows 11のパフォーマンス改善を目指す「Windows K2」構想のもと、コアアプリをWinUI 3に移行し、フレームワーク自体の軽量化を推進している。社内テストではエクスプローラー起動時のメモリアロケーションが41%削減されるなど大幅な効率化が確認されたが、WinUI 3のアーキテクチャ上の課題やMicrosoft自身のドッグフーディング不足により、開発者コミュニティからは依然として不満の声が上がっている。

Windows 11の右クリックメニューなど、OSの根幹を支えるWin32 APIは1990年代に定義され、30年間刷新の試みが繰り返されてきたが、既存エコシステムの巨大さから置き換えに失敗し続けてきた。この結果、開発者のWindowsプラットフォーム離れを招き、WebView2などWeb技術の濫用によるシステムリソース消費増大という問題が生じている。