
Intelが新しいATX電源規格 – 「ATX 3.0」と「ATX12VO 2.0」を発表
Intelは2022年3月23日(現地時間)、新しい電源規格「ATX 3.0」および「ATX12VO 2.0」を正式発表した。 約20年ぶりにデスクトップPC向け電源仕様がアップデート ATX 3.0により次世代ハードウ […]
別名: 12V High Power
12VHPWRは、PCI Express 5.0(PCIe 5.0)規格に対応するグラフィックスカード向けに開発された補助電源コネクタである。従来の8ピンコネクタと比較して、より多くの電力を1本のケーブルで供給できる点が特徴だ。最大600Wの電力供給能力を持ち、高性能なGPU(Graphics Processing Unit)が要求する大電力を安定して供給する。これにより、次世代のハイエンドグラフィックスカードの性能を最大限に引き出すことが可能だ。\n\nこのコネクタは、Intelが策定したATX 3.0電源規格の一部として導入された。12本の電源供給ピンと4本のサイドバンド(SENSE)信号ピンで構成され、SENSEピンを通じて電源ユニットとグラフィックスカード間で電力供給能力を通信する。これにより、接続されたデバイスが必要とする電力を正確に供給し、過負荷を防ぐ。初期には一部でコネクタの溶解問題が報告されたが、これは不適切なケーブルの曲げや挿入不足が主な原因とされ、コネクタ設計やケーブル品質の改善が進んだ。\n\n12VHPWRは、その後の改良版である12V-2x6コネクタへと進化している。12V-2x6は、接触不良のリスクをさらに低減し、より安全な電力供給を目指して設計された。高性能GPUは、ゲーミングだけでなくAI(人工知能)や機械学習(ML)のワークロードでも利用されるため、安定した大電力供給は半導体業界全体の進化に不可欠だ。この新しい電源コネクタ規格は、今後の高性能コンピューティング環境を支える重要なインフラの一つとして位置づけられる。