
サイエンス
東京-NYが60分、1億円の宇宙旅行は「移動革命」の始まりか?日本企業が描く2030年の衝撃
東京の喧騒を後にし、わずか1時間でニューヨークの摩天楼を眼下に収める。これは数十年前のSF映画が描いた未来の光景ではない。日本の老舗旅行代理店と野心的な宇宙スタートアップが、2030年代の実現を目指して掲げた、極めて現実 […]
別名: Point-to-Point輸送, P2P輸送
点対点(Point-to-Point)輸送とは、ロケットや宇宙輸送機を用いて宇宙空間(サブオービタル軌道)を経由し、地球上の任意の2地点間を極めて短時間で結ぶ次世代の輸送概念である。従来の航空機が数時間を要する長距離移動を、マッハ20以上の極超音速で飛行することにより、1時間以内に短縮することが可能となる。この輸送形態は、人工衛星のように地球を周回するのではなく、大気圏外へ一度出てから放物線を描いて目的地へ降下する弾道飛行を利用する。主な利点は移動時間の圧倒的な短縮であり、国際ビジネスの迅速化や緊急物資の輸送、超富裕層向けの次世代旅行としての活用が期待されている。SpaceXのStarship構想など、世界中の宇宙企業がこの市場への参入を検討しており、2030年代以降の「移動革命」の核となる技術として注目されている。