
米国のリチウム自給はなぜ難しいのか、22鉱山フル稼働でも残る水と精製の壁
米国のリチウム国内自給計画は、提案中の全鉱山が稼働しても2050年の需要を満たせず、供給不足に陥る可能性が高い。また、主要候補地の多くが深刻な水不足に直面しており、資源量以上に水資源の確保や地域合意が供給網構築の大きな制約となっている。
別名: DLE, Direct Lithium Extraction
直接リチウム抽出(Direct Lithium Extraction, DLE)は、従来の広大な蒸発池を用いた太陽熱蒸発法に代わる、リチウム回収技術の総称。吸着剤、膜分離、溶媒抽出などを用いて、塩水から短時間かつ高効率にリチウムを抽出する。環境負荷が低く、低濃度の資源からも回収が可能になるため、リチウム供給のボトルネックを解消する技術として期待されている。

米国のリチウム国内自給計画は、提案中の全鉱山が稼働しても2050年の需要を満たせず、供給不足に陥る可能性が高い。また、主要候補地の多くが深刻な水不足に直面しており、資源量以上に水資源の確保や地域合意が供給網構築の大きな制約となっている。

E3 Lithium社は、石油・ガスの既存インフラを活用して地下塩水からリチウムを抽出する実証施設のフェーズ2稼働を開始した。DLE技術を用いたこの計画は、環境負荷を抑えつつ安定した濃度での抽出に成功しており、北米の供給網構築に向けた商業化への重要な一歩となる。(119文字)

世界的な脱炭素化の流れの中で、「白い石油」とも呼ばれるリチウムの需要は爆発的に増加している。電気自動車(EV)や再生可能エネルギーのグリッドストレージに不可欠なこの資源を巡り、世界中で争奪戦が繰り広げられているのが現状だ […]

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米エネルギー省(DOE)はこのほど、カリフォルニア州のソルトン湖の地下に膨大な量のリチウムが眠っていることを突き止めた。 ソルトン湖にリチウムが眠っていることはこれまで知られていたが、それがどれ程の埋蔵量なのかは明らかに […]