サイエンス
原子力が間に合わない2030年のAI電力需要を、ガス火力でつなぐテキサス2.5GW計画
新しい原子力発電所の建設は最短でも10年かかり、2030年前後に電力を求めるAIデータセンターには間に合わない。一方でガスタービンなら、許認可が通れば4年以内に大電力を供給できる。この「10年の溝」を逆手に取ったのが、Blue EnergyとGE Vernovaがテキサスで進める2.5GW計画だ。まずガス火力1GWを2030年に先行稼働させ、小型原子炉1.5GWを2032年に追加する時間差設計は、GPUの次にAI競争の鍵を握る「発電所の工程表」問題に対する一つの回答である。