Term

中心ソレノイド

別名: Central Solenoid

Overview

最終更新: 2026年7月9日

中心ソレノイドは、トカマク型核融合炉の核となるコンポーネントであり、ITERにおいては「装置の心臓」と呼ばれる。6つの独立した超伝導コイルモジュールを積み重ねた構造を持ち、高さ約18メートル、直径約4.25メートル、総重量は約1000トンに達する。13テスラという地球磁場の約28万倍に相当する強力な磁場を発生させ、プラズマ内に強力な電流を誘導することで、1億5000万度の超高温プラズマを閉じ込め、安定させる役割を担う。この磁石が発生させる電磁力は、スペースシャトルの打ち上げ時の推力の2倍以上に相当する100メガニュートンに達するため、極めて高い構造強度が求められる。米国で製造され、日本の超伝導線材が使用されるなど、国際協力の象徴的な成果物でもある。

Mentioned Articles

1 件