サイエンス
質量を捨てた光の重力計。アインシュタインの「等価原理」を出し抜くソリッドステート・センサーの誕生
オーストラリアのウーロンゴン大学の研究チームが、質量を持たない光の伝播速度の微細な変化を利用し、重力を測定するソリッドステート・センサーを開発した。これは「等価原理」の制約を克服し、航空機や潜水艦などの移動プラットフォーム上でも高精度な重力測定を可能にする画期的な技術だ。
巨大な質量を持つブラックホールや銀河団などが、周囲の時空を歪めることで、背後にある天体から発せられた光の進路を曲げ、レンズのような役割を果たす現象。アインシュタインの一般相対性理論を証明する重要な観測対象の一つである。
オーストラリアのウーロンゴン大学の研究チームが、質量を持たない光の伝播速度の微細な変化を利用し、重力を測定するソリッドステート・センサーを開発した。これは「等価原理」の制約を克服し、航空機や潜水艦などの移動プラットフォーム上でも高精度な重力測定を可能にする画期的な技術だ。
2023年7月1日、ユニークな欧州の宇宙望遠鏡であるユークリッドがケープカナベラルから打ち上げられた。この打ち上げは、私の天文学者としてのキャリアの中で間違いなくハイライトであったが、何年もの作業の結果がロケットに乗せら […]