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超伝導体と特殊合金の製造を支えるゼノタイム鉱石がアイダホ州の山地で注目される理由
米アイダホ州の探査で、重希土類を高濃度に含むゼノタイム鉱床が確認された。中国による輸出規制で供給リスクが高まる中、地表付近から高品位なイットリウム等を回収できるこのプロジェクトは、北米における戦略物資の自給基盤として大きな期待を集めている。
別名: HREE, Heavy Rare Earth Elements
重希土類(HREE)は、希土類元素(レアアース)の中で相対的に原子番号が大きく、原子量が重いグループを指します。具体的にはジスプロシウム、テルビウム、イットリウムなどが含まれます。これらはネオジム磁石の耐熱性を高めるための添加剤として極めて重要であり、電気自動車のモーター、風力発電機、さらには戦闘機やミサイル誘導システムといった防衛装備品に不可欠な戦略的資源です。世界的な埋蔵量が少なく、分離・精製プロセスも複雑であるため、軽希土類に比べて希少価値が非常に高く、特定の国への供給依存が大きな地政学的リスクとなっています。

米アイダホ州の探査で、重希土類を高濃度に含むゼノタイム鉱床が確認された。中国による輸出規制で供給リスクが高まる中、地表付近から高品位なイットリウム等を回収できるこのプロジェクトは、北米における戦略物資の自給基盤として大きな期待を集めている。

中国が世界のレアアース供給を支配する中、米国主導のCritical MetalsはグリーンランドのTanbreezプロジェクトを買収し、中国の影響を受けない重希土類の安定供給源を確保した。REalloysとの15年間の長期購入契約により、航空宇宙や防衛産業に不可欠なジスプロシウムやテルビウムのサプライチェーンが強化され、西側諸国の資源安全保障が向上する見込みだ。