
サイエンス
「生きた電極」がシリコン電子デバイスの性能を革新、大阪大学がVO2メタマテリアルで実現
大阪大学の研究チームが、温度によって構造が変化する「生きた電極」を持つデバイスを開発。二酸化バナジウム(VO2)のメタマテリアル特性を応用し、従来のシリコン電子デバイスの性能を大幅に向上させることに成功した。この技術は、 […]
別名: VO2
二酸化バナジウム(VO2)は、約68℃付近の臨界温度で絶縁体から金属へと劇的に相転移する性質を持つ機能性材料である。この転移に伴い、電気伝導率や光学特性が数桁にわたって変化するため、スマートウィンドウ、光スイッチ、センサー、メモリデバイスなどの幅広い応用が研究されている。本研究では、VO2層内に形成されるサブマイクロメートル精度の金属ドメインを「生きた電極」として利用し、シリコン基板上の電場を制御することで、テラヘルツ光検出器の感度を大幅に向上させることに成功した。